2016-06-21から1日間の記事一覧

【第6回】 5月3日の誓願の旗 2016-5-9

尊き共戦の同志に勝利あれ 対話の薫風をわが街にわが地域に! 4月28日の「立宗宣言の日」、さらに5月3日の「創価学会の日」「創価学会母の日」を迎えるごとに、私が心新たに拝読(はいどく)する御書がある。 信心の志(こころざし)深(ふか)く「妙密上人…

随筆 永遠なれ創価の大城 5 民衆厳護の言論王 2016年4月20日

御聖訓「妙とは蘇生の義なり」─ 不撓不屈の大九州たれ! 救援活動に奮闘する青年部有志(15日、熊本平和会館で) このたび九州の熊本県、大分県で起こった大地震により、被災された全ての皆様に、心 よりお見舞い申し上げます。 熊本地方、阿蘇地方、そし…

小説「新・人間革命」 清新4 2016年年6月18日

一月十一日、山本伸一は、岩手県の水沢の地を踏んだ。 水沢は、北から南に北上川が流れ、江戸時代には伊達氏の家臣・留守(水沢伊達)氏の城下町として栄え、南部鉄器の生産でも知られる。 また、江戸末期の蘭学者・高野長英をはじめ、東京市長などを務めた…

小説「新・人間革命」 清新3 2016年年6月17日

山本伸一は、この一九七九年(昭和五十四年)の『大白蓮華』二月号に、「『地方の時代』と広宣流布」と題する巻頭言を書いた。 そのなかで彼は、「国をし(知)るべし・国に随って人の心不定なり……されば法は必ず国をかんが(鑑)みて弘むべし」(御書一四九…

小説「新・人間革命」 清新2 2016年年6月16日

この一九七九年(昭和五十四年)も、山本伸一の果敢な執筆活動はとどまることを知らなかった。 月刊婦人雑誌の一月号では、『婦人倶楽部』(講談社)に「私が出会った素晴らしき女性たち」を、『婦人生活』(婦人生活社)に「若い母へ贈る」を、『主婦の友』…

小説「新・人間革命」 清新1 2016年年6月15日

前進の活力は、希望から生まれる。 希望の虹は、歓喜ある心に広がる。 山本伸一は、学会が「人材育成の年」と定めた一九七九年(昭和五十四年) 元日付の「聖教新聞」に、「希望の暁鐘」と題する一文を寄稿した。 「御書にいわく『所謂南無妙法蓮華経は歓喜…

小説「新・人間革命」 力走68 2016年年6月14日

四国から帰った翌十四日からも、山本伸一のスケジュールはびっしりと詰まっていた。 教育部の記念勤行会や本部幹部会、ソ連の対外友好文化交流団体連合会(対文連)の議長らとの会談や、東京・八王子圏の代表幹部会、東京支部長会、千葉県支部長会、茨城県支…