2016-08-15から1日間の記事一覧

〈随筆 永遠なれ創価の大城 10〉 被爆七十一年に誓う

〈随筆 永遠なれ創価の大城 10〉 被爆七十一年に誓う 2016年8月11日 平和の一歩を今日も共々に! 生命尊厳の若き旗手を世界が待望 この地から平和の誓いを世界へ。「原爆ドーム」が戦争の惨禍を訴え続ける(被爆40年の1985年10月、広島で池田SG…

【第28回】 知性と人格を磨き抜け (2016.8.12)

釈迦如来の悟の如く一切衆生の悟と不同有ること無し故に如来の智慧を信ずるは即ち妙法なり所謂南無妙法蓮華経の智慧なり(御義口伝、792ページ) (通解) 釈迦如来の覚りと一切衆生の覚りは異なることはない。 ゆえに、如来の智慧を信じるというのは、すな…

小説「新・人間革命」 清新51 2016年年8月13日

第二代会長・戸田城聖は、青年たちへの指針のなかで、「われらは、宗教の浅深・善悪・邪正をどこまでも研究する。 文献により、あるいは実態の調査により、日一日も怠ることはない。(中略)その実態を科学的に調査している」(注)と記している。 この言葉…

小説「新・人間革命」 清新50 2016年年8月12日

日蓮大聖人が「立正安国論」を認められた当時の鎌倉は、大地震が頻発し、飢饉が打ち続き、疫病が蔓延していた。 時代を問わず、人は最悪な事態が続くと、自分のいる環境、社会に絶望し、“もう、何をしてもだめだ”との思いをいだき、“この苦しい現実からなん…

小説「新・人間革命」 清新49 2016年年8月11日

日蓮大聖人は、建長五年(一二五三年)四月二十八日、清澄寺で立宗宣言された折の最初の説法から、既に念仏の教えの誤りを指摘されている。 当時、念仏信仰は、民衆の易行として諸宗が認めていたことに加え、専修念仏を説く法然の門下によって弘められ、大流…

小説「新・人間革命」 清新48 2016年年8月10日

宗教者が、自ら信奉する教えに対して強い確信をいだくのは当然であり、それなくしては、布教もできないし、その教えを精神の揺るがぬ柱としていくこともできない。 大切なことは、その主張に確たる裏付けがあり、検証に耐えうるかどうかということである。確…

小説「新・人間革命」 清新47 2016年年8月9日

山本伸一は、ウィルソン教授との会談は極めて有意義であったと感じた。多くの意見に賛同することができた。 特に、教授が、宗教が原理主義、教条主義に陥ってしまうのを憂慮し、警鐘を発していたことに、大きな共感を覚えた。 人間も、また宗教も、社会、時…

小説「新・人間革命」 清新46 2016年年8月8日

文豪トルストイが述べた“人間が宗教なしでは生きられない理由”を、弟子のビリューコフは、次の六つにまとめている。(注) 「第一に、宗教のみが善悪の決定を与えるからである」 「第二に、宗教なしでは人間は自分のしていることが善いか悪いかを知ることが…