2016-09-18から1日間の記事一覧

〈随筆 永遠なれ創価の大城 11〉 わが誓いを永久に 2016年9月15日

青年と共に前へ! 青年の心で語れ! 人類共生の希望の大哲理を広げよ 生涯、師と共に! 広宣流布は我らの手で! 世界55カ国・地域からSGI青年研修会に集った友が意気高く(2日、創価文化センターで) 母たちの 労苦を忘れず 広布かな 今日も発心 生涯…

【第32回】〉 わが婦人部に幸福あれ (2016.9.14)

法華経は女人の御ためには暗きに・ともしび・海に船・おそろしき所には・まほりと・なるべきよし・ちかはせ給へり (乙御前御消息、1220ページ) (通解) 法華経は、女性のためには、暗い夜にはともしびとなり、海を渡るときには船となり、恐ろしい所では…

小説「新・人間革命」源流 14 2016年9月17日

二月六日の午後三時、山本伸一たち訪印団一行はデリー大学を訪問した。図書一千冊を寄贈する贈呈式に出席するためである。 同大学は、一九二二年(大正十一年)に創立されたインド最高峰の総合大学の一つで、中国・日本研究学科もあり、日本を研究するための…

小説「新・人間革命」源流 13 2016年9月16日

大河内敬一が渡印したころ、インドは、干ばつによる食料不足や物価高騰、失業、汚職などから反政府運動が高まり、政情不安の渦中にあった。 物情騒然とし、多くの外国企業が、インドから引き揚げていった。 そのなかで、彼の留学生活は始まったのである。 当…

小説「新・人間革命」源流 12 2016年9月15日

大河内敬一は、大学進学にあたって、インドで職業に就くには建築技術を身につけることが必要だと考え、工業大学の建築学科へ進んだ。 また、インドの公用語となっている英語の習得に力を注いだ。 さらに、同じ公用語であるヒンディー語を学ぼうと、語学学校…

小説「新・人間革命」源流 11 2016年9月14日

大河内敬一が、最初にインドに関心をもったのは、幼いころに、近所の学会員で、世界を舞台に活躍している創作舞踊家夫妻から、「インドはいいところだよ」と聞かされたことだった。 やがて、インドのニュースなどに、よく耳を傾けるようになった。 幼少期に…

小説「新・人間革命」源流 10 2016年9月13日

山本伸一たち訪印団一行は、ニューデリーのアショーカホテルに宿泊した。 六日朝、辺りは靄に包まれ、空気はひんやりとしていた。 緑の木々から流れる鳥のさえずりが、のどかな思いに浸らせた。 しかし、市街に出ると、人でごった返し、物売りの声が響き、喧…