2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

小説「新・人間革命」 誓願 六十一 2018年6月6日

アメリカでSGIメンバーと交流してきた作家の牛島秀彦・東海女子大学教授(当時)は、文化の本質に立ち返り、訴えている。 「文化と宗教は不即不離の関係にあり、両者は同義ではない。文化・芸術は宗教宗 派を超えて広く社会に根差し、歴史のなかで他の文…

小説「新・人間革命」 誓願 六十 2018年6月5日

「歓喜の歌」は、人間の讃歌、自由の讃歌として世界で歌われてきた。 一九八九年(平成元年)、チェコスロバキアで、"ビロード革命"によって、流血の 惨事を引き起こすことなく、共産党独裁にピリオドが打たれ、十二月十四日、首都プラハで革命を祝賀する演…

小説「新・人間革命」 誓願 五十九 2018年6月4日

文化・芸術にせよ、風俗・習慣にせよ、人間社会の営みには、多かれ少なかれ、なんらかの宗教的な影響がある。 「西暦」にしても、イエス・キリストが誕生したとされる年を紀元元年としているし、日曜日を休日とするのもキリスト教の安息日からきている。 ま…

第35回 本部幹部会・関東総会への池田先生のメッセージ 2018年6月3日

世界平和の大航路を進め トインビー博士「日蓮の遺命を創価学会が実行」 一、かの釈尊は、世界最高峰のヒマラヤのふもとに王子として生まれ、大宇宙の究極の法則と合致しゆく、生命の最高峰の境涯を示されました。 末法の御本仏・日蓮大聖人は、世界最大の太…

本部幹部会・信越総会への池田先生のメッセージ 2018年5月14日

御本仏は 流罪の佐渡も「常寂光の都」と 「さあ来い!」と試練に向かえ 本部幹部会の前日(12日)、長野研修道場を訪れたSGIメンバーが、信越の同志と記念のカメラに納まった。 「新たな人間革命のドラマを共に!」との誓いにあふれて 一、今、私は改め…

世界広布新時代第33回本部幹部会 池田先生が讃嘆のメッセージ

5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を祝賀 ​​草の根の連帯の力で新たな平和の潮流を開け 池田先生が讃嘆のメッセージ 原田会長、永石婦人部長が12カ国・地域の代表と出席 福光の創価女性を仰ぎ見よ 全国婦人部グループ長大会 部の歌「母の曲」を高ら…

【第4回】 音楽隊  ​(2018.5.19)

​平和と文化の大英雄たれ 〽誓いの青年よ 出発は今 広布の大願 いざや果たさん…… 日本中、世界中で歌われている学会歌「誓いの青年よ」。発表されたのは、2014年(平成26年)4月、「5・3」を祝賀する本部幹部会の席上である 。 作曲は音楽隊有志。音楽隊に作…

【第3回】草創の激闘の地 東京・文京 下(2018.4.5)

​我らの歴史 誓いあり​ 拡大の要諦 ①信心の団結 ②主体者の自覚 ③人材育成 「私は、どこの支部も、どこの同志も、幸福であって貰いたいのだ。 潑剌と、団結して、学会を、日本の、世界の、学会にすることを夢みているのだ」 65年前の1953年(昭和28年)1月、…

【第2回】草創の激闘の地 東京・文京 — 上 (2018.3.22)

支部長代理就任65周年 “必ずこうする”と意地を出せ 「僕の懐刀(ふところかたな)を出そう」 65年前の1953年(昭和28年)4月初旬、戸田先生は文京支部の支部長を務めていた田中都伎子さん(故人)に語った。 文京支部は伸び悩んでいた。前月の折伏成果は、…

【第1回】 二月闘争の源流 東京・大田 (2018.2.3)

池田先生の激励行 友のもとへ 【第1回】 二月闘争の源流 東京・大田 (2018.2.3) 境遇も悩みも異なる一人一人の心に、勇気の灯をともす。 陰で広布を支える人を、サーチライトで照らすように探し、たたえる。 今日の世界広布は、池田大作先生のたゆみない励…

2018年5月27日     人間の心が緑を輝かせる

美しき自然を、守り、育むものは、人間の豊かなる精神の沃野である。 人の心の浄化が、鳥を、緑を輝かせるのだ。 人間と自然環境は、相互に依存する関係にあり、環境への暴力が、やがて人間に跳ね返ってくることを、私たちは青年や子どもたちに、教えていく…

【第21回】「希望の門」を開きゆけ (2018.5.31)​

されば女人の御身としてかかる濁世末代に法華経を供養しましませば、梵王も天眼を以て御覧じ帝釈は掌を合わせてをがませ給ひ地神は御足をいただきて喜び釈迦仏は霊山​​​より御手をのべて御頂をなでさせ給うらん​​​​​​​​​​ (松野殿女房御返事、1394ペー…

成長と幸福は「挑戦」の中に 2018年6月2日

大宇宙の万物が、挑戦を続ける。 花は、懸命に深雪を割いて新芽を出し、波は、体当たりを重ねて巌を削り、太陽は、日々、暁闇を破って躍り出る。 人が見ようが、見まいが、己が使命を果たさんと、黙々と、忍耐強く、労作業を繰り返す。 挑戦! 挑戦! 挑戦!…

小説「新・人間革命」 誓願 五十八 2018年6月2日

対話主義の根底には、万人尊重の哲学と人間への信頼がある。 そして、それは、すべての人が等しく「仏」の生命を具え、崇高なる使命をもっているという、万人の平等を説く仏法の法理に裏打ちされている。 しかし、日顕ら宗門は、その法理に反して、日本の檀…

小説「新・人間革命」  誓願 五十七 2018年6月1日

一月二日、会長の秋月英介と理事長の森川一正が登山し、日顕との話し合いを求めたが、拒否された。 その後も宗門は、学会に対して、「目通りの儀、適わぬ身」などと対話を拒絶し続けた。 十二日付で、宗門から文書が送られてきた。 実は、宗門の「お尋ね」の…

小説「新・人間革命」 誓願 五十六 2018年5月31日

学会員は、新聞の報道などで、宗門の宗規改正によって、山本伸一や学会の首脳幹部らが、法華講総講頭・大講頭の資格を失ったことを知った。 同志たちは、予期せぬ事態に驚くとともに、宗門への強い怒りを覚えた。 「なんで宗門は、こんな理不尽なことをした…

小説「新・人間革命」 誓願 五十五 2018年5月30日

宗門の「お尋ね」と題する質問文書に対して、学会は、十二月二十三日、「あくまでも話し合いで、理解を深めさせていただきたい」との返書を送った。 併せて、僧俗和合していくために、これまで思い悩んでいた事柄や疑問を、率直に、「お伺い」することにした…

小説「新・人間革命」 誓願 五十四 2018年5月29日

山本伸一が、オスロ国際平和研究所のルードガルド所長と会談した十三日、東京・墨田区の寺では、学会と宗門の連絡会議が行われた。 学会からは、会長の秋月英介らが、宗門からは、総監の藤本日潤らが出席した。 連絡会議が終了しようとした時、総監が封筒を…

小説「新・人間革命」 誓願 五十三 2018年5月28日

日顕は、大石寺開創七百年慶讃大法要で、初会第一日の説法でも、第二日の慶讃文でも、創価学会の功績を讃えた。 なかでも、説法では、「特に、近年、信徒団体創価学会の興出により、正法正義は日本ないし世界に弘まり」と絶讃したのである。 山本伸一は、初…