2007-11-23から1日間の記事一覧

2007年12月号 巻頭言

創価の女性は元初の太陽なり 創価学会名誉会長 池田 大作 偉大なる 地涌の女性の 活躍に 諸天は讃えむ 諸仏は護りぬ 「女性をほめたたえよう、『母』を、このなにものにもうち勝つ生命の涸れることなき泉を!」 名作『母』を残した、ロシアの文豪・ゴーリキ…

小説「新・人間革命」 信義の絆21  11月22日

答礼宴は、和やかな歓談に移った。 山本伸一と峯子は、各テーブルを回って皆に声をかけ、感謝と御礼を述べていった。 伸一は、必ず相手の名前を呼んで話を始めた。また、それぞれの真心の行為を一つ一つあげて、丁重に感謝の意を表した。 ある人には「図書贈…

小説「新・人間革命」信義の絆20  11月21日

トウ小平副総理との会談を終えた山本伸一たちは天壇公園を視察した。 ここは、かつては皇帝が、宇宙を主宰する神である天帝をまつる儀式を行ったところである。それを開放し、公園としたのである。 伸一は、公園に来ている人たちに親しく声をかけ、小さな子…

小説「新・人間革命」 信義の絆19  11月20日

山本伸一は全人代(全国人民代表大会の略称)の開催時期についても、単刀直入に、トウ小平副総理に尋ねた。 全人代は、日本の国会にあたり、中国の国家権力の最高機関である。 かつては、毎年、開催されてきたが、文化大革命期に入ってからは、一九六四年(…

小説「新・人間革命」 信義の絆18  11月19日

山本伸一は、ソ連は中国を攻めないとのコスイギン首相の言葉などを、事前に、詳しく廖承志会長に伝えておいてよかったと思った。 伸一は話題を変えた。 機敏な対応こそ、外交の生命である。 彼は、トウ小平副総理に尋ねた。 「これから、日中の友好を推進し…

2007年11月21日付 聖教新聞 第2回 関西最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-2

2007年11月21日付 聖教新聞 第2回 関西最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-2 友好の扉開いた春4月の来日 一、1990年7月27日、第5次訪ソの折、私は、モスクワのクレムリンで、ゴルバチョフ大統領とお会いした。 午前10時半から、約1…

きょうの聖教新聞  2007・11・23

★名字の言 ▼13歳で真剣勝負に勝って以来、60を越える戦い、すべてに勝ち続けた宮本武蔵。彼は『五輪書』にこう書き残す。「ゐつくはしる手也。ゐつかざるはいきる手也」 ▼「太刀のあつかい方にせよ、居着く(固定する)ということを嫌う。居着くというこ…