2014-12-02から1日間の記事一覧

大白蓮華 2014年(平成26年)12月号(No.781)

巻頭言 「陰徳陽報」の誉れの友に感謝! 創価学会名誉会長 池田大作 私は何よりも誇(ほこ)りとする。 陰(かげ)の労苦(ろうく)をいとわず、誰が見ていようがいまいが、広宣流布の「陰徳(いんとく)」に徹(てっ)し抜(ぬ)いてくれる尊き(とうと)同…

【第37回】 苦難を跳ね返す生命の力 (2014.11.26)

先業(せんごう)の重(おも)き今生(こんじょう)につきずして未来に地獄の苦をうくべきが今生にかかる重苦(じゅうく)に値(あ)い候へば地獄の苦しみぱっときへて 通解 過去世の重い業が今生では尽きずに、来世に地獄の苦しみを受けるところを、今生に…

【第42回】 皆さまの前進こそ世界の希望 (2014.11.29)

〈関西の友へ〉 間もなく、阪神・淡路大震災より20年。全世界に希望と勇気を送る兵庫そして大阪の奇跡の大復興を、私はあらためて讃嘆(さんたん)申し上げたい。? その姿こそ、東日本大震災からの復興へ歩む東北と全国の同志にとって、何よりの励ましとなる…

小説「新・人間革命」広宣譜12 2014年 12月1日

学生部長の浅田茂雄は、感無量の面持ちで叫んだ。 「ここで、山本先生に作詞作曲していただきました新学生部歌『広布に走れ』の歌詞を発表させていただきます。 一、広き曠野に 我等は立てり 万里めざして 白馬も堂々 いざや征かなん 世紀の勇者 我と我が友…

小説「新・人間革命」広宣譜11 2014年 11月29日

聖教新聞紙上に「教学上の基本問題について」が発表された六月三十日の夜のことである。 学生部結成二十一周年を祝賀する記念幹部会が、東京・荒川文化会館で盛大に開催された。 参加者のなかには、学生部が結成された一九五七年(昭和三十二年)に生まれた…

小説「新・人間革命」広宣譜10 2014年 11月28日

学会は、宗門の質問について審議を重ね、系統立てて整理しながら、誠心誠意、回答をまとめていった。 宗門からは、学会の回答が納得できるものであれば、各寺院での学会攻撃を収めることができるとの話もあった。 学会の首脳たちは、異常な事態に早く終止符…

小説「新・人間革命」広宣譜9 2014年 11月27日

宗門からの質問には、男子部の区幹部が、「日蓮大聖人直結の創価学会」と記したことを取り上げて、大聖人直結とはどういう意味かを尋ねるものもあった。 法主の存在を否定するのかという趣旨を含んだ問いである。 これは、御本尊に南無し奉り、境智冥合する…

小説「新・人間革命」広宣譜8 2014年 11月26日

宗門は、学会が初代会長の牧口常三郎を「先師」と呼んでいることも問題にした。「日興遺誡置文」では、日蓮大聖人を「先師」としているにもかかわらず、牧口のこともそう呼ぶのは、「大聖人と牧口会長は同じ意味になるのですか」と質問してきたのだ。 学会で…

小説「新・人間革命」広宣譜7 2014年 11月25日

牧口初代会長、戸田第二代会長は一人立つことによって、現代における広宣流布の新たな流れを開いた。 その事実のうえから、山本伸一は、「諸法実相抄」講義で、慈折広布を実現させゆく師子の精神を訴えたのである。 ところが宗門は、その文言をもって、あえ…