2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【第2回】 福智輝くロマンの青春道を (2017.1.22)

各地の大雪や荒天による被害に、心からお見舞い申し上げます。 厳寒の中、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」をはじめ、皆さまの健康とご多幸、絶対無事故を、毎日、真剣に祈っております。 にぎやかに楽しく女子部のロマン総会が始まった。列島のあの…

【第15回】 師弟共戦の勝利道 2017年1月25日

広宣流布の大願へ心勇みて 快活な対話を 新たな自分の二月闘争を! 朝夕に 宝友の健勝 祈る日日 諸天よ護れや 地涌の舞をば 日蓮大聖人は、佐渡(さど)や身延(みのぶ)で厳しい冬を堪(た)え忍(しの)ばれた。 「北国の習(ならい)なれば冬は殊(こと…

【第50回】未来を開く人材の流れを (2017.1.28)

「令法久住・故来至此」等云云、三仏の未来に法華経を弘めて未来の一切の仏子にあたえんと・おぼしめす御心の中をすいするに父母の一子の大苦に値うを見るよりも強盛にこそ・みへたる (開目抄、236ページ) (通解) (宝塔品に)「法を永久に存続させるた…

小説「新・人間革命」  大山 二十四 2017年1月30日

山本伸一は、中国の留学生たちに言った。 「皆さんの入学を記念して、一緒に写真を撮りましょう」 彼は、四人の留学生、引率してきた在日中国大使館の関係者と共にカメラに納まった。 そして、皆と握手を交わし、語らいながら歩き始めた。 「これからは、こ…

小説「新・人間革命」 大山 二十三 2017年1月28日

四月九日は、創価大学の第九回入学式であった。 快晴の空のもと、正午から始まった式典に出席した創立者・山本伸一は、人生における学問の意味に触れ、“謙虚な学問探究の姿勢を貫いて、悔いなき四年間を”とスピーチし、若き知性の前途を祝福した。 そのなか…

小説「新・人間革命」 大山 二十二 2017年1月27日

山本伸一は、全青連代表団の団長を務めた高占祥より七歳年長であった。 伸一は彼を“若き友人”として尊敬し、日本で結ばれた二人の友情は色あせることはなかった。 日中国交正常化二十周年にあたる一九九二年(平成四年)の錦秋、伸一は第八次訪中を果たす。 …

小説「新・人間革命」 大山 二十一 2017年1月26日

山本伸一は、先頭に立って、全青連のメンバーを案内した。 「周桜」から数十メートルほどのところに植えられた、二本の桜の前に土が盛ってあった。 木の高さは四メートルほどあり、淡いピンクの花をつけていた。 向かって左側が「周恩来桜」、右側が「鄧穎超…

小説「新・人間革命」  大山 二十 2017年1月25日

「你好(こんにちは)! ようこそいらっしゃいました!」 山本伸一は両手を広げ、人民服に身を包んだ全青連代表団の高占祥団長の肩を抱き、そしてメンバー一人ひとりと握手を交わした。 「私たちは、中日友好の橋を架けてくださった山本先生とお会いできるこ…

小説「新・人間革命」  大山 十九 2017年1月24日

山本伸一をはじめ、弟子たちの道理を尽くした真摯な説得の結果、宗会議員の多くは考えを改め、戸田城聖を処分するという決議の撤回に同意した。 また、法主の水谷日昇は、この宗会決議を採用しなかったのである。 笠原事件を乗り越えた学会の、師弟の魂の結…

小説「新・人間革命」 大山 十八 2017年1月23日

山本伸一は、一九五二年(昭和二十七年)四月、日蓮大聖人の宗旨建立七百年慶祝記念大法会の折の出来事を思った。 ──学会の青年たちが、僧籍を剥奪されているはずの笠原慈行を総本山で発見した。 笠原は、戦時中、時局に便乗して神本仏迹論の邪義を唱え、保…