御書

御書 十大部 五大部ー概略(下)

法華取要抄:御書P331~338 文永一一年(一二七四年)五月二四日、日蓮大聖人が五三歳の時、身延から富木常忍に与えられた書。法華経の要中の要である三大秘法の南無妙法蓮華経が末法弘通の本尊であることを明かされている。日蓮正宗第二六世日寛上人の取要…

8月度の拝読御書

上野殿後家尼御返事 法華経の法門をきくにつけて・なをなを信心をはげむを・まことの道心者とはもうすなり、天台云く「従藍而青」云々、此の釈の心はあいは葉のときよりも・なをそむれば・いよいよあをし、法華経はあいのごとし修行のふかきは・いよいよあを…

御書 「経王殿御返事」 2006・7・10

今日は、新聞が休刊日なので御書を掲載します。 経王殿(四条金吾の娘) ひらがな(読み) きょうおうどのごへんじ 用語漢字名 経王殿御返事 用語説明 文永一〇年 (一二七三年) 八月、日蓮大聖人が五二歳の時、佐渡で述作。当時、佐渡の一谷に流罪中の大聖人…

盂蘭盆御書 (諸精霊追善勤行法要の拝読御書)

盂蘭盆御書 (諸精霊追善勤行法要の拝読御書) 解説 建治三年 (一二七七年) 七月一三日、五六歳の日蓮大聖人の身延より駿河国 (静岡県) 庵原郡に住む治部房日位の祖母に宛てて送られた御消息、御正筆は京都・妙覚寺にある。内容は盂蘭盆供養の由来を述べ…

2006年 7月座談会拝読御書

師弟に生きる時人生は大きく開く 御義(おんぎ)口伝(くでん) 御義口伝に伝(いわ)く師子吼(ししく)とは仏の説(せつ)なり説法(せっぽう)とは法華別(べつ)しては南無妙法蓮華経なり、師とは師匠(ししょう)授(さず)くる所の妙法子(し)とは弟子受(う)くる所の妙法…

三大秘法

用語説明 本門の本尊・本門の題目・本門の戒壇のこと。また事の三大事ともいう。この法門は法華経では如来寿量品第十六の文底に秘沈されており、如来神力品第二十一で滅後のために付嘱されている。三大秘法は大聖人によって初めて明確にうち立てられ、大聖人…

妙法尼御前御返事 現代語訳 女子部教学室編

妙法尼御前御返事 弘安元年(1278年)57歳御作 あなたからのお手紙に、「亡くなられた夫は南妙法蓮華経と昼夜にお唱えし、いよいよ臨終が近くなって、二声、大きな声で唱えました。また、亡くなった時は、生きていた時よりもさらに色も白くなり、苦しん…