2008-08-23から1日間の記事一覧

2008年9月号 大白蓮華 巻頭言

「常楽我浄」の喜びの歌を 創価学会名誉会長 池田 大作 鍛えたる 精神王者の 我なれば いかなる嘆きも 常楽我浄と 生命論の大哲人である、わが師・戸田城聖先生は語られた。「今、ここにいる人たちも、百年たてば、誰一人として残っていない。生老病死は厳粛…

小説「新・人間革命」 宝冠33 8月22日

山本伸一がホフロフ総長から名誉博士の学位記を受けると、総長室を埋めた、副総長や各学部長、教授、学生の代表から盛大な拍手が起こった。 贈られた学位記には、こう記されていた。 「ロモノーソフ記念モスクワ大学の教授会は、一九七五年四月二十八日に、…

小説「新・人間革命」 宝冠32 8月21日

献花のあと、山本伸一たちの一行は、モスクワ大学本館の九階にある総長室に案内された。ここで、名誉博士号の称号授与式が行われるのである。 総長室には、既に教授や学生の代表らが待機し、伸一と峯子を拍手で迎えた。二人は、部屋の中央にある円形テーブル…

小説「新・人間革命」 宝冠31  8月20日

山本伸一たちは、ゴーリキー記念図書館から、車でモスクワ大学の本館に向かった。 超高層の大学本館の近くに、新しい白い塔が天に向かってそびえていた。第二次大戦で亡くなったモスクワ大学の学生や教職員を弔う記念塔である。 ナチス・ドイツの侵略に抗し…

小説「新・人間革命」 宝冠30  8月19日

「山本先生! ようこそ、モスクワ大学においでくださいました。今日一日は、“モスクワ大学デー”にしていただきます」 ホフロフ総長は、こう言って山本伸一の一行を迎えた。 午前十時、伸一はクレムリンに近いモスクワ大学旧館のゴーリキー記念図書館で行われ…

小説「新・人間革命」  8月18日 宝冠29

ストリジャック主任講師は、いかにも困ったという顔で、山本伸一を見つめた。 モスクワ大学の名誉学術称号は、細菌学者のパスツールや進化論のダーウィン、詩人のシラーやゲーテ、また、政治家では、インドのネルー初代首相や中国の周恩来総理など、人類史に…

小説「新・人間革命」  8月16日 宝冠28

五月二十七日、山本伸一の一行は、午前十時前に、モスクワ大学を訪問した。 この日、モスクワ大学では、ゴーリキー記念図書館での書籍展示会に始まり、伸一に対するモスクワ大学名誉博士の称号授与式、「東西文化交流の新しい道」と題する伸一の講演などが予…

2008年8月22日付 聖教新聞  全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 3

2008年8月22日付 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 3 母から子へ正義を伝えよ 勇気の連帯で人間性の砦を守れ われらの合言葉は「知恵を出せ!』『団結で勝て!』 革命家ロッシィ 一、戸田先生は、弟子の私と話すことを楽しみにされて…

2008年8月21日付 聖教新聞  全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 2

2008年8月21日付 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 2 民の苦しみはわが苦しみ ──「無関心な沈黙は悪の共犯[チェコの作家]── 生き生きとした言葉で戦え! 革命児の言論 あのあの男はペンも舌鋒も鋭い剣のようだ 一、『永遠の都』の主人…

2008年8月19日付 聖教新聞  全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 1

2008年8月19日付 聖教新聞 全国代表協議会での名誉会長のスピーチ 1 ともに築こう! 今こそ! 民衆が栄える永遠の都を 正義の師子吼が時代を変える 一、暑い中、本当にご苦労さま! 未来のために、きょうも語りたい。学会創立80周年の2010年に…

2008年8月18日付 聖教新聞 ドクター部・白樺会・白樺グループ合同研修会での名誉会長のスピーチ 4=完

2008年8月18日付 聖教新聞 ドクター部・白樺会・白樺グループ合同研修会での名誉会長のスピーチ 4=完 信心で師弟不二の勝利劇を! 負けじ魂わが胸に 大いなる希望を友に 一、皆さんもご存じの通り、日蓮大聖人の門下には、名医の四条金吾がいた。 …

きょうの聖教新聞 2008・8・22

★名字の言 ▼百万言も一つの歌に及ばないことがある。歌は人を癒し、励まし、人と人をつなぐ。国境も悠々と越えていく ▼池田名誉会長と親交を結ぶ、ケニアの「環境の母」ワンガリ・マータイさん。3000万本の木を植える「グリーンベルト運動」は、単なる植…

きょうの聖教新聞  2008・8・21

★名字の言 ▼「やーさん、ひーさん、しからーさん」(ひもじい、寒い、さみしい) ▼これは、沖縄から疎開した子どもたちの苦痛を表現した沖縄の方言。現在、那覇市の対馬丸記念館では、この言葉をテーマに、疎開のつらい日々を紹介する特別展が開かれている ▼…

きょうの聖教新聞  2008・8・20

★名字の言 ▼今年はクラゲの活動が例年になく活発になっているという。各地で、海水浴客が被害にあっている。クラゲといえば、巨大なエチゼンクラゲが、毎年のように日本近海に来襲し、漁業に大きな損害を与えている ▼「これは、人間の営みに対する、海からの…

きょうの聖教新聞  2008・8・19

★名字の言 ▼“風の谷”を自由に飛行する少女、ほうきにまたがり品物を届ける魔女、飛行艇を見事に操る豚・・・。アニメーション作家の宮崎駿氏は、映画の中で、キャラクターをよく空に飛ばす。自身が最も得意とするシーンの一つだ ▼50代半ばで完成した「もの…

きょうの聖教新聞  2008・8・18

★名字の言 ▼織田信長が10年がかりで勝利を収めた「石山本願寺の戦い」。後半の5年間は、重臣・佐久間信盛父子ら率いる軍勢が、敵陣・本願寺を取り囲んでいた。長い膠着状態の末、最後は信長の采配で、終止符を打った ▼信長は、この直後、佐久間父子を遠国…