2018-01-29から1日間の記事一覧

随筆 永遠なれ創価の大城 27 花の女子部に希望輝け(2018年1月25日)

この冬、北日本や日本海側など各地で、厳(きび)しい積雪に見舞われている。 今週初めには、関東平野部でも大雪となった。 雪国の方々の大変なご苦労があらためて偲(しの)ばれる。 聖教新聞を配達してくださる“無冠の友”の皆様方をはじめ、全国の宝友が絶…

【第4回】 わが胸中に宇宙大の可能性が (2018.1.24)

所詮・万法は己心に収まりて一塵もかけず九山・八海も我が身に備わりて日月・衆星も己心にあり(蒙古使御書、1473ページ) (通解) 所詮、万法は己心に収まって、一塵たりとも欠けてはいない。九山八海も、わが身に備わり、日月・衆星も己心に収まってい…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 四十二 2018年1月27日

山本伸一は、皆の幸せを願いつつ語った。 「私は、自分が非難の嵐にさらされても、なんとも思いません。もとより覚悟のうえのことです。 私の願いは、ただ皆さんが、御本尊の大功徳に浴しながら、ご多幸の人生を歩んでいただくことであり、それが、私にとっ…

小説「新・人間革命」勝ち鬨 四十一 2018年1月25日

山本伸一は、翌11日も朝から大分平和会館を訪ねてくる同志に声をかけ、一緒に記念のカメラに納まり、激励に余念がなかった。 また、9日に再会した大分170人会や、前日に結成された大分男子・女子21世紀会の前途を祝し、次々と記念の揮毫を認めていった。 「…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 四十 2018年1月25日

長い詩であった。読み上げる青年の声は、かすれながらも、気迫に満ちていた。 「真実の充実しきった意義ある人生には、真実の偉大な仏法と信仰が必要なのである。 君達の最高の誇りは日蓮大聖人の仏法を持ち、青春を乱舞しぬいているということにつきること…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 三十九 2018年1月24日

山本伸一は、指導の最後に、こう告げた。 「私は、二十一世紀へと向かう新しい指針にしてほしいとの思いで、詩を作りました。 さきほど、口述し終えたばかりです。これから、発表してもらいます」 直前まで清書していた大分出身の副男子部長・村田康治が立っ…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 三十八 2018年1月23日

大分県青年部幹部会で山本伸一は、共に勤行し、正義を守り抜いた青年同志のますますの成長と幸福を祈念した。 別室では、まだ詩の清書が続いていた。ペンを手にしていた青年の一人が言った。 「もう時間がない。発表できなくなってしまう。清書は終わってい…

小説「新・人間革命」 勝ち鬨 三十七 2018年1月22日

山本伸一は、詩のなかで、「民衆と共に歩みゆくことを絶対に忘れてはならない」と、創価の不変の軌道を示し、いかなる権威、権力をもって迫害されても、その大難を乗り越えていくところに、人間革命の勝利の旗は翻ると断言した。 さらに、「二〇〇一年五月三…