2018-08-20から1日間の記事一覧
家に帰れば、安心できる。 何があっても家族で励まし合い、守り合っていける。 そうした和楽の家庭をつくっていくことが、社会の最も大切な基盤であり、平和の原点となる。 家庭こそ、一切の営みの基盤である。 どれだけ民主主義を論じ、平和や教育を論じて…
設い一字一句なりと雖も此の経を信ずる者は宿縁多幸なり(守護国家論、71ページ) (通解) たとえ一字一句であっても、この経を信じる者は過去世からの因縁があり、多幸なのである。 同志への指針 若くして大仏法に巡りあうほどの「宿縁多幸」はない。 恩…
幸と平和の連帯を朗らかに 「一念に億劫(おくごう)の辛労(しんろう)を尽(つく)せば 本来無作(ほんらいむさ)の三身念念(さんじんねんねん)に起るなり」(同7903ページ) 若き私が心肝(しんかん)に染(そ)めた御義口伝(おんぎくでん)である。 英…
十年一剣を磨く決意で 原稿の執筆(しっぴつ)も、一文字一文字、 一枚一枚の積み重ねだ。 御書に「衆流(しゅうる)あつまりて大海となる微塵(みじん)つもりて須弥山(しゅみせん)となれり」(288ページ)と仰せである。 どんな小さなことでもいい。 目の…
学び続ける人は生涯、青春 尊き学びと挑戦の金の汗光る、伝統の夏期スクーリング、誠にご苦労さまです。 猛暑の中、日本全国、そして遠く海外からも本当によく集ってくださいました。 西日本豪雨による甚大な被害を受けた広島、岡山、愛媛等から駆け付けてこ…
人道的活動のために、宗派や教団の枠を超えて、協力していくことは、人類の幸福を願う宗教者の社会的使命のうえからも、人間としても、必要不可欠な行動といってよい。 そして、共に力を合わせて、課題に取り組んでいくには、互いの人格に敬意を払い、その人…
SGIは、一九七五年(昭和五十年)一月二十六日、太平洋のグアムで行われた第一回世界平和会議で誕生し、以来、仏法の生命尊厳の思想を弘め、「世界の平和」と「人類の幸福」に寄与するための運動を展開してきた。 そのなかで各国・地域のSGIは、地域、…
香港が中国に返還される五カ月前には、山本伸一は金庸に、「返還後も香港は栄え続けるでしょう」と述べ、これからは、経済だけでなく、「心の充足」も焦点になると語った。 すると、金庸は、強く訴えた。 「香港SGIをはじめ、SGIの方々には、ぜひ『精…
山本伸一は一九八三年(昭和五十八年)の香港訪問で、メンバーに力強く呼びかけた。 「皆さんのなかには『九七年問題』で、“香港はどうなるのかな”と、心配されている方もおられるかもしれない。 しかし、私は、全く心配はないと訴えておきたい。 堂々と、こ…
山本伸一は、子どもたちに言った。 「私たちは仏教徒です。ここは仏陀が生まれた国です。 仏陀は、偉大なヒマラヤを見て育ちました。 あの山々のような人間になろうと頑張ったんです。 堂々とそびえる勝利の人へと、自分をつくり上げました。 皆さんも同じで…
山本伸一は、一九九五年(平成七年)十月末からアジア四カ国・地域を訪れ、この折、「釈尊生誕の国」ネパールを初訪問した。五十一カ国・地域目となる平和旅である。 ネパールでは、十一月一日、カトマンズ市の王宮に、ビレンドラ国王を表敬訪問した。 二日…