2014-07-09から1日間の記事一覧

【第55回】 師子の誉れ 男子部よ勝て  (2014.7.2)

冥の照覧の大確信を 信心は格好ではない。「戦う心」で決まる。 男子がひとたび立つならば、「戦う心」を燃やして、「これだけ道を開いた」「これだけ拡大した」という歴史を創るのだ。 誰が見ていなくとも、誰が褒めなくとも、誇り高く、わが使命の劇を演じ…

【第54回】 先駆の使命の学生部  (2014.6.18)

力ある人間指導者に 夕張事件、大阪事件――「三類の強敵」が競い起こる中、わが学生部は誕生した。 恩師・戸田城聖先生は、「ただ嬉しいという言葉以外にない」と喜ばれた。 正義の力ある人間指導者よ、踊り出でよ! 権力の魔性と戦う矢面にあって、私は北海…

【第4回】発明王 エジソン (2014.7.1)

最後まであきらめない人が勝つ もうひとがんばりで、楽しい夏休みがやってくるね。 長い休みなので、ふだん、できないことに、じっくり取り組むチャンスです。みな、暑さに負けず、元気に挑戦していこう! そして、何でもいい、自分らしく、のびのびと、新し…

求道20  2014年7月5日

創価学会の組織は、広宣流布のためにある。つまり、一人ひとりが信心の向上を図るとともに、人びとに仏法を教え、自他共の幸福を築き上げていくためのものである。 いわば、人間を、個々人を、守り、育むのが学会の組織であり、その責任を分かちもち、担うた…

求道19  2014年7月4日

山本伸一は、中津川美恵を包み込むように笑顔を向けた。 「あなたは、ご主人亡きあと、立派に子どもさんを育ててこられたんですね。すごいことです。勝ちましたね。母は偉大です。 今日は、この東北平和会館でゆっくりしていってください。皆さんの会館です…

求道18  2014年7月3日

中津川美恵の夫は、病床で息を引き取る前に、彼女の手を取って言った。 「大変だろうが、子どもたちを頼む。誰からも後ろ指をさされることのない、立派な子どもに育ててくれよ。頼んだぞ……」 「わかりました。きっと、誰からも信頼される立派な人に、信心の…

求道17  2014年7月2日

どの県、どの地域にも、繁栄の花を咲かせ、幸せの果実を実らせることが広宣流布である。 山本伸一は、その前進のために、県ごとに、さらには市町村ごとに、細かく光を当て、人材を育もうと、少しでも時間があれば、皆と懇談するように努めていたのである。 …

求道16  2014年7月1日

懇談会のあと、山本伸一は、東北平和会館の管理者室にも行き、語らいのひと時をもった。 さらに、会議室で岩手県から参加した代表とも懇談した。 彼は、岩手の幹部の報告に耳を傾けたあと、力を込めて訴えていった。 「岩手県は、面積も広い。旧習も深く、学…

求道15  2014年6月30日

山本伸一は、草創期以来、東北の同志を、じっと見続けてきた。 そのなかで実感してきたことは、どんな困難に遭遇しても、決して弱音を吐かないということであった。 東北の人びとは、冷害をはじめ、チリ津波など、さまざまな災害に苦しんできた。 しかし、彼…