2013-03-31から1日間の記事一覧

【第5回】 「友情」と「仏縁」を広げよう (2013.2.3)

〈男子部の友へ〉 若き広布の英雄たる君たちの勇敢な戦いによって、世界広宣流布の素晴らしき時代に入りました。 いつもいつも、本当にありがとう! 何よりも、直系の君たちが、すくすくと、立派に成長してくれていることが、私にはうれしくてならない。 御…

【第4回】 尊き民衆の城を築け (2013.1.28)

いよいよ“伝統の2月”を迎える。新しい人を伸ばし、新しい力を引き出すのだ。 師の期待に応えて、私は立った。身近な人から対話を広げ、足元から新たな同志をつくっていったのである。 さあ行動開始だ。 今こそ、信心で、自分自身の壁を破るのだ。広布に戦え…

【第3回】  「信心の団結」で進め! (2013.1.20)

戸田先生は、広布の同志を心から讃え、大切にされた。 「これほど尊い使命を持った人はいない。この庶民の方々がいなければ、広宣流布は夢のまた夢である。健気な学会員を、どこまでも大事にしていくのだ」と。 峻厳なる師の叫びを、私は後継のリーダーに託…

【第2回】   希望に燃えて 朗らかに (2013.1.13)

〈未来部の友へ〉 わが愛する未来部の皆さん! 新しい一年の出発、おめでとう! 尊い担当者の皆様、今年も、よろしくお願いします。 未来部の皆さんが、健康で、元気に、成長してくれていることが、私の一番の喜びです。 皆さんのことは、いつ、いかなる時も…

小説「新・人間革命」 勇将 39 2013年 3月29日

山本伸一が参加者に視線を注ぐと、和服を着た一人の老婦人が、「先生!」と言って、イスから立ち上がった。 伸一は、笑顔を向けた。 「やあ、しばらくです! お元気そうでよかった!」 「私のことを、覚えておいでなのですか」 「もちろんです。お題目を送っ…

小説「新・人間革命」 勇将 38 2013年 3月28日

山本伸一は、二十一世紀の広宣流布の伸展は、仏法者の常識豊かな行動を通して、人格への共感、信頼、尊敬を勝ち取っていくなかでなされていくものであると確信していた。 「信心即人格」であり、そこに、信仰のすばらしさの証明もある。ゆえに、常識豊かな行…

小説「新・人間革命」 勇将 37 2013年 3月27日

山本伸一の提案による勤行指導会は、前日の本部幹部会の録音テープを聴いたあと、午前十一時から開始された。 伸一の導師で勤行したあと、副会長、理事長のあいさつがあり、会長指導となった。 彼は、懇談的に話を進めた。 「お休みのところ、大変にご苦労様…

小説「新・人間革命」 勇将 36 2013年 3月26日

本部幹部会が行われた日の夕刻、香川全県に「明二十二日の午前十一時から、庵治の四国研修道場で勤行指導会が行われる!」との連絡が、電撃のごとく走った。 連絡を聞いた会員は、皆、色めき立った。 『研修道場には山本先生がおられる。先生が出席されるに…

小説「新・人間革命」 勇将 35 2013年 3月25日

本部幹部会終了後、山本伸一は、副会長らと懇談した。その時、四国長の久米川誠太郎が切り出した。 「香川のメンバーから、連日、『山本先生にお会いしに四国研修道場に行きたい』との声が届いております。 もし、よろしければ、なんらかの会合をもっていた…

小説「新・人間革命」 勇将 34 2013年 3月23日

山本伸一は、本部幹部会での指導を終えると、「庵治の支部長! 長野支部長!」と、長野栄太を呼んだ。 長野が立ち上がり、伸一の前へ来た。 「長野支部長に、記念として『光桜』と揮毫させていただきましたので、それを、お贈りします」 揮毫した書が長野に…

小説「新・人間革命」 勇将 33 2013年 3月22日

ここで山本伸一は、組織の中心者や幹部になると、さまざまな報告を受ける機会があるが、その際の心構えについて語った。 「幹部であることによって、組織上、個人情報、プライバシーについて知り得ることもあるでしょう。 しかし、私どもには、当然、守秘義…

小説「新・人間革命」 勇将 32 2013年 3月21日

山本伸一は、各支部にあっては、地域広布を担ううえから、具体的な拡大の目標を定めて活動に取り組んでいくことが大事であると強調した。 そして、こう話を続けた。 「支部制の発足により、広宣流布の歩みは加速され、二十一世紀をめざして、学会活動の在り…

小説「新・人間革命」 勇将 31 2013年 3月20日

長野栄太は、頬を紅潮させながら語った。 「わが支部は、『座談会の庵治支部』をモットーに、『活発』『確信』『体験』『和楽』の民衆のオアシスを現出していきます。 この明るく、楽しい、語らいの場を通して、弘教の力強い波動を、わが庵治の地から、全国…