2015-01-05から1日間の記事一覧

大白蓮華 2015年(平成27年)1月号(No.782)

「題目の師子吼に恐れなし」 創価学会名誉会長 池田 大作 新たな一年を、生まれ変わったように新鮮な生命でスタートしたい。そして、新たな一日また一日を、元旦のように清新(せいしん)な息吹(いぶき)で前進し続けていきたい。これは、万人の願望であろ…

【第45回】 希望漲(みなぎ)る創価家族の新春を (2014.12.21)

例年にない大雪など各地の悪天候に、あらためて、心からのお見舞いを申し上げます。 聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」をはじめ、全同志の絶対無事故を、毎日、真剣に祈っております。 世界広布新時代が開幕した本年、最高峰の仏法哲理を共に学び、共…

【第42回】 多宝の先輩方に感謝 (2014.12.25)

法華経と申すは手に取れば其(そ)の手やがて仏に成り・口に唱(とな)ふれば其の口即仏なり (上野尼御前御返事、1580ページ) 通解 法華経というのは、手に取ればその手が直ちに仏に成り、口に唱えればその口がそのまま仏である。 同志への指針 妙法を…

【第41回】 真心の供養に無量の功徳が (2014.12.19)

ひとつのかたびら・なれども法華経の一切の文字の仏にたてまつるべしるこの功徳は父母・祖父母・乃至(ないし)無辺の衆生にも・をよぼしてん (さじき女房御返事、1231ページ) 通解 1枚の帷子(かたびら)ではあるが、法華経の一切の文字の仏に供養したこ…

小説「新・人間革命」広宣譜37 2015年1月5日

歓喜は、勇気を呼び覚ます力だ! 歓喜は、苦悩を突き抜ける力だ! 歓喜は、生命を蘇生させる力だ! 歓喜は、共感の調べを奏でる力だ! 山本伸一は、全国の同志に?励ましの歌??勇気の歌?を贈ろうと、唱題に唱題を重ねながら、次々と歌の制作に取り組んで…

小説「新・人間革命」広宣譜36 2015年1月1日

人類は、黎明を待ちわびていた。眼を凝らし、固唾をのみ、漆黒の海を見つめる。 暁闇を破って、黄金の光が走った! 金波銀波が煌めく彼方に、雄々しく白光を放って、旭日が躍り出る。 朝だ! 「世界広布新時代」の大空へ、太陽の仏法は昇った。 光は、刻一刻…

小説「新・人間革命」広宣譜35 2014年 12月29日

関西の記念幹部会は、やがて、山本伸一のあいさつとなった。 彼は、懇談的に話を進め、二十一年前に、選挙違反という事実無根の容疑で逮捕・勾留された折、関西の同志が共に悔し涙を流しながら、さまざまな面で真心の応援をしてくれたことに対して、深く感謝…

小説「新・人間革命」広宣譜34 2014年 12月27日

「関西の歌」を発表した大阪長の不破城泰敏は、叫ぶように訴えた。 「私どもは、山本先生の真心こもるこの歌を、声高らかに繰り返し歌いながら、常勝の空を、さらに晴れがましく翔ていこうではありませんか!」 怒濤を思わせる賛同の大拍手が、いつまでも、…

小説「新・人間革命」広宣譜33 2014年 12月26日

高らかにこだまする歓喜の歌声! 軽快に鳴り響く躍動の調べ! 新しき旅立ちの誓いを込めて、全身に情熱をたぎらせ、関西の同志は熱唱した。 「大阪の日」にあたる七月十七日の夜、関西戸田記念講堂で行われた記念幹部会は、晴れやかな「学会歌の集い」となっ…

小説「新・人間革命」広宣譜32 2014年 12月25日

山本伸一は、青年に作曲のアドバイスをしながら、歌詞にも手を加えていった。 一番の四行目「愛する関西 この姿」は、「愛する関西 勇み立て」に、二番の一行目は、「我等の誇り 金の城」としていたが、「我等の誉れ 錦州城」とし、二行目の「常勝の道 晴れ…

小説「新・人間革命」広宣譜31 2014年 12月24日

関西総合長の十和田光一の要請を聞くと、山本伸一は語った。 「『金の城』の方が、斬新的だと思うんだが、『錦州城』とすることで、関西の皆さんが喜んでくださるなら、検討します。 私は、関西の同志が永遠に歌い継いでいける、最高の歌を贈りたいんです。 …

小説「新・人間革命」広宣譜30 2014年 12月23日

山本伸一は、電話に出た関西総合長の十和田光一に、弾んだ声で言った。 「できたよ。『関西の歌』を作ったよ」 そして、歌詞を読み上げていった。 それを書き取った十和田は、「ありがとうございます」と、感極まった声で応えた。 伸一は、率直な意見が聞き…