2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

大白蓮華 2015年(平成27年)7月号(No.788)

常楽我浄のスクラム明るく! 創価学会名誉会長 池田大作 大いなる人生には、必ず、大いなる試練が立ちはだかる。大いなる試練に立ち向かうからこそ、大いなる境涯が開かれていくことを忘れまい。 妙法の信仰とは、その究極の希望の力である。 「法華経研究の…

【第16回】 マンガ家 手塚治虫 (2015.7.1)

まもなく、楽しい夏休みだね。 夏の伝統行事となった「きぼう作文コンクール」と「少年少女希望絵画展」の応募も、今月からスタートします。絵画展は、今年で30回目を迎えます。これまで展示された作品は、日本でも世界でも、感動を広げました。 少年少女…

【第78回】 わが生命を磨く向上の夏 2015.7.15

信心即生活のリズムで まず祈りから出発だ。そして祈った通りに行動する。これが「信心即生活」である。日蓮大聖人は、「此(こ)の妙法蓮華経を信仰し奉る一行(いちぎょう)に功徳として来(きた)らざる事なく善根として動かざる事なし」(御書500㌻、「…

【第77回】 白蓮華の如く 強く清らかに 2015.7.1

希望の花は現実の泥中(でいちゅう)で咲く 御聖訓には、「妙法蓮華経と申すは蓮に譬(たと)えられて候」(御書1580㌻、「上野尼御前御返事」)と仰せである。 その蓮華の名を冠する白蓮グループとは、なんと尊貴な使命と福徳の集いであるか。 「如蓮華在…

【第76回】 青年の行動が “時” を創る 2015.6.17

広布拡大の先駆者たれ 御聖訓には、「一闇浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給うべき瑞相(ずいそう)に日蓮さき(魁)がけしたり、わたう(和党)ども(共)二陣三陣つづきて」(御書910㌻、「種種御振舞御書」)と仰せである。 日蓮仏法の魂は、「さきが…

【第75回】 心に太陽を! 朗らかに進め (2015.6.6)

リーダーは笑顔で励ませ 笑顔には、不思議な力がある。 日蓮大聖人は、日に二、三度、親に笑顔を見せるだけでも親孝行になるのだと、青年に教えられた(御書1527㌻、趣意、「上野殿御消息」)。 笑顔は笑顔を生む。聡明な振る舞いが幸福を広げるのだ。 御書…

【第74回】 折伏の目的は自他共の幸福  (2015.5.20)

相手を思う心こそ大切 皆で御書を学び合った折、一人の女子部の友から、「折伏が思うように進まないのですが」と質問されたことがある。 折伏のことで悩む。その心それ自体が、仏の心である。仏の悩みである。 私は最大に讃えつつ、申し上げた。 「折伏につ…

【第73回】 青年の可能性は無限大 (2015.5.6)

若さ自体が「財宝」 若さは、それ自体が、無上の「財宝」だ。 どんな富豪よりも、どんな帝王よりも、伸びゆく若人の生命が美しく、豊かなのである。 その青春の生命を最大に光輝あらしめていくのが、正しき信仰の実践だ。 「深く信心を発(おこ)して日夜朝…

【第72回】 動き、語り、大境涯の人に  (2015.4.15)

自分から声を掛けよう 新年度が始まり、職場や学校など、新たな環境で出発した友も多い。新しい出会いは、新しい自分をつくるチャンスだ。 釈尊は「自分から声を掛ける人」であったと伝えられる。気取りなどいらない。青年は誰に対しても臆してはならない。 …

【第71回】 日に日に新たに  (2015.4.1)

朝に勝ち、一日を勝つ 何事も大事なのは、基本に徹することだ。仏道修行の基本は、勤行・唱題である。 御書に「朝朝(ちょうちょう)・仏と共に起き」(御書737㌻、「御義口伝」)とある。私たちは朗々たる朝の勤行で、胸中に「元初の太陽」を昇らせよう! …

【第70回】 妙法のリズムで偉大な前進を (2015.3.18)

一切は朗々たる題目から 日蓮大聖人は、「我等が頭(こうべ)は妙なり喉(のど)は法なり胸は蓮なり胎(はら)は華なり足は経なり」(御書716㌻、「御義口伝」)と明快に仰せになられている。 この私たちの身体(からだ)そのものが、最も尊貴な妙法蓮華経の…

【第62回】一遍の題目に無量の福徳が  (2015.7.30)

無一不成仏と申して南無妙法蓮華経を只一度申せる人・一人(いちにん)として仏にならざるはなしと・と(説)かせ給いて候(南条殿御返事、1573㌻) 〈通解〉 (無量劫の間、一度もうそをつかなかった功徳で仏になった釈尊が)「一人として成仏しない者はな…

【第61回】 決然と一人立て! (2015.7.11)

日蓮が法華経を信じ始めしは日本国には一タイ(さんずいに帝)・一微塵(みじん)のごとし、法華経を二人・三人・十人・百千万億人・唱え伝うるほどならば妙覚(みょうかく)の須弥山(しゅみせん)ともなり大涅槃(だいねはん)の大海ともなるべし(撰時抄…

【第60回】 人間革命のドラマを語り抜け (2015.7.9)

法華経の即身成仏の法門は竜女を証拠とすべし、提婆品(だいばほん)に云(いわ)く「須臾(しゅゆ)の頃(あいだ)に於(おい)て便(すなわ)ち正覚(しょうかく)を成(じょう)ず」等云云(うんぬん)(妙一女御返事、1261㌻) 〈通解〉 法華経の即身成…