2007-01-29から1日間の記事一覧

「SGIの日」記念提言 (9)

“不戦の潮流”を民衆の手で! 最後に、「東アジア共同体」の構築に向けて、二つの提案をしておきたい。 第1は、「東アジア環境開発機構」の創設であります。 2005年12月のマレーシアでの初開催に続いて、今年1月にフィリピンで第2回の「東アジアサミ…

『SGIの日」記念提言 (8)

アジアの永続的な平和を目指し 「日中友好構築の10年」の実施を 翌月(75年1月)にはアメリカに向かい、小雪が舞うワシントンで国務長官のキッシンジャー氏との会見に臨みました。席上、周総理が日中平和友好条約の締結を望んでいることを伝えると、「…

「SGIの日」記念提言 (7)

軍国主義との対峙の中で信念を貫く 以上、核兵器を中心に軍縮の問題に関して、論じさせていただきました。 続いて、21世紀の世界を展望し、長らく対立や緊張が続いてきたアジアに焦点を当て、今後の地域協力の目指すべき方向性などについて述べたいと思い…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年 1月26日 (6)

「宇宙の非軍事化」へ規制を強化 第2に言及したいのは、核不拡散体制を強化するための方策です。 そのためにはまず、CTBT(包括的核実験禁止条約)の早期発効が望まれます。 残念ながら96年に採択されたCTBTは、アメリカなどの発効要件国の批准が…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年1月26日 (5)

「SGIの日」記念提言(下) 1月27日 「生命の変革 地球平和への道標」 「国際核軍縮機構」を創設し“核依存の安全保障”から脱却 被爆国・日本こそリーダーシップを! 続いて、修羅の生命にみられる“勝他”の精神が生み出す現代の諸問題を乗り越えるための具…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年1月26日 (4)

健全な社会変革の基盤は一人一人の「人間革命」の中に とりわけ説得性が感じられたのは、第1にそうした立て分けが、私どもの人間主義的アプローチ(取り組み)に際し、きわめて有効であろう、ということです。 一例をあげれば、先に“人間主義の行動準則”に…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年 1月26日 (3)

資本主義社会で広がる「貨幣愛」 そうした戸惑い、不安につけこむように顔を覗かせてくるのが、人間社会とりわけ資本主義社会にとって宿命的存在である「貨幣」であります。「絶対的」なニーズにおける貨幣は、日々の糧を得るための手段であるが、「相対的」…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年1月26日 (2)

ソフト・パワーを最大限に生かす道 私は、一昨年のこの提言で“人間主義の行動準則”ともいうべきものを、次のように提起しておきました。 「全ては変化――、相互依存(縁起)し合っており、調和や全一性はもとよりのこと、矛盾や対立といえども、結びつきの一…

「SGIの日」記念提言(上)(下) 2007年 1月26日

「SGIの日」記念提言(上) 1月26日 「生命の変革 地球平和への道標」 戸田第2代会長の「原水爆禁止宣言」から50周年 核廃絶へ決然たる行動を!! 第32回の「SGIの日」を迎え、我々が直面している人類史的諸課題のいくつかについて、所感の一端を…

小説「新・人間革命」 陽光23 1月29日

山本伸一は、相手が、市長であっても、庶民であっても、何も変わらなかった。 一個の同じ人間として、相手の幸福と人生の勝利を願い、ただただ、誠心誠意、励ましを送った。そこに、真の人間交流の道が開かれるのだ。 市長は、感無量の面持ちで言った。 「会…

小説「新・人間革命」 1月27日 陽光22

ウィルソン市長は、山本伸一に告げた。 「本日は、会長ご夫妻の訪問に心から感謝申し上げ、最高賓客の証として『市の鍵』をお贈りいたします」 「最高の栄誉です。全メンバーを代表し、謹んで拝受いたします」 伸一は、感謝の思いを胸に、市の鍵を受けた。 …

きょうの聖教新聞 2007・1・29

★名字の言 ▼「つらい話は夜するな」とは話題の映画「佐賀のがばいばあちゃん」のセリフ。「どんなつらい話でも、昼すれば、大したことない!」からなのだ ▼“がばい”とは「すごい」の意。気負いもてらいもなく、たくましい知恵を発揮して、淡々と、真っすぐ生…