2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
イタリア中部の大地震の犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、一刻も早い復興を祈念しております。 また、北海道をはじめ台風による各地の被害に心からお見舞い申し上げます。 農業・漁業などへの被害も甚大です。引き続き警戒が必要な地域もあります。 尊き…
「平和の祭典」オリンピックも、熱戦を繰り広げ、幕を閉じようとしている。大成功で飾ったリオをはじめブラジルの同志からも、多くの喜びの声を頂いた。 とともに、世界の友が、「4年後の東京五輪は、まさに創価学会総本部の地元での開催ですね」と、今から…
どの子にも無限の可能性が 未来部と共に向上(こうじょう)する、躍進(やくしん)の夏である。 どの子も皆、無限(むげん)の可能性を秘(ひ)めている。 その可能性を信じ、引き出していく、希望とロマンの未来部育成だ。私も、日本中、世界中の未来部の友…
創価の青年は人類の希望 意義深き結成65周年を、見事な大勝利で晴れ晴れと飾った男子部の皆さん、女子部の皆さん、誠におめでとう! 先駆(せんく)の男女学生部の健闘(けんとう)も立派(りっぱ)であった。 君たち、貴女(あなた)たちの熱と力が、新時代…
勇敢に鋭く正義の師子吼を 65年前(1951年)の7月、豪雨(ごうう)をものともせず、わが男子部は結成された。後継(こうけい)の船出(ふなで)に、戸田先生は”青年の手で広宣流布の達成を″と念願(ねんがん)された。 この尊き大使命のため、「嵐こそ誉(ほ…
山本伸一が香港会館で懇談を終えて外へ出ると、数十人のメンバーが、彼の訪問を知って集まっていた。既に辺りは暮色に染まり始めた。 伸一は、「わざわざ、ありがとう!」と言って皆と握手を交わし、記念撮影をした。 そこに、三人の子どもを連れた壮年と婦…
山本伸一たちの乗ったジェット機は安定飛行を続け、台湾上空を過ぎて、香港に近づきつつあった。伸一は、名操縦の機長に感謝の思いを込めて、自著に句を認めて贈った。 「祈るらむ いざや幸あれ 翼びと」 その脇に、「お世話になりました 貴兄のご健康とご活…
離陸した搭乗機が雲を突き抜けると、美しい青空が広がり、まばゆい太陽の光を浴びて雲海が白銀に輝いていた。 山本伸一を団長とする創価学会訪印団一行は、一九七九年(昭和五十四年)の二月三日午前十一時、九州の同志らに見送られて鹿児島空港を発ち、最初…
「インド独立の父」「マハトマ」(偉大な魂)と仰がれ、慕われたガンジーは、インド国歌が制定される二年前の一九四八年(昭和二十三年)一月三十日に暗殺され、世を去っている。 しかし、大国の横暴と圧政に抗して、非暴力、不服従を貫き、独立を勝ち取った…
「東洋広布の歌」に続いて、インド訪問団の壮途を祝して、インド国歌「ジャナ・ガナ・マナ」(インドの朝)が合唱団によって披露された。 この歌は、詩聖タゴールが作詞・作曲し、イギリスによる植民地支配の闇を破り、独立の新しい朝を迎えた、インドの不屈…
山本伸一は、集った九州の同志に、広宣流布に生き抜いていくためにも健康と長寿の人生であってほしいと念願し、それ自体が仏法の真実を証明することにもなると力説した。 さらに、リーダーは、「皆が使命の人である」との認識に立って、人材の育成にあたって…
九州記念幹部会で山本伸一は、成増敬子の抱負を聞きながら思った。 “熊本も、また大分も、宗門の問題では本当に苦しめられている地域だ。 しかし、それをはね返し、ますます広布の炎を燃え上がらせている。すごいことだ。 いつか、必ずその地域を回って、耐…
山本伸一に励まされた蒲田支部の同志は、一騎当千の闘士となって二月闘争に走った。 皆が、途方に暮れるしかないほど深刻な悩みをかかえていた。 しかし、そのなかで“私は信心で勝つ! 負けるものか!”と、広宣流布の使命に奮い立っていったのである。 悩め…
九州記念幹部会は、会場後方から山本伸一が見守るなか、本部長の代表抱負へと移った。 皆、この「伝統の二月」を大勝利で飾ろうと、意気軒昂に決意を披瀝していった。 婦人部代表の熊本県・熊本南本部の成増敬子が、明るく淡々と抱負を語り始めた。 「私の本…
山本伸一が藤根ユキを励ましてから、三年余がたっていた。 伸一は今、ふくよかで明るい表情の彼女を見て言った。 「藤根さん。元気になってよかったね」 「はい! 実は、昨年、指導部になり、今は本部の指導長をしております」 「そう。無理をしないで、体を…
九州記念幹部会は、午後一時過ぎに始まった。会場の大広間には、「先生、インドの旅お元気で行ってらっしゃい」と書かれた横幕が掲げられていた。 集った同志は、山本伸一が意義あるインド訪問へ、九州の地から出発することに、喜びと誇りを感じていた。 前…
山本伸一は、自身の人生の最大テーマは、「世界広布の基盤完成」にあると心に決めていた。 世界は、あまりにも広く大きい。早くその事業に専念しなければ、世界広宣流布の時を逸してしまいかねないとの強い思いが、彼の胸には渦巻いていた。 「七つの鐘」が…
山本伸一は、自身の人生の最大テーマは、「世界広布の基盤完成」にあると心に決めていた。 世界は、あまりにも広く大きい。早くその事業に専念しなければ、世界広宣流布の時を逸してしまいかねないとの強い思いが、彼の胸には渦巻いていた。 「七つの鐘」が…