2018-01-01から1年間の記事一覧
大地に深く根を張ってこそ大樹となる。 人も組織も同じである。 根無し草では、時代の激流に押し流されるだけだ。 いかなる嵐にも揺るがぬ根――それは地域という最も身近な大地に張られる。 現代は、無縁社会と言われる。 それは、地縁や血縁がなくなったとい…
創立の月だ。 創価学会の「創立の精神」とは「師弟の精神」である。 牧口常三郎先生、戸田城聖先生の不惜身命の大闘争の中に、永遠の学会精神が輝いている。 この精神を忘れれば、大切な和合のスクラムが、魔に分断されてしまう。 どこまでも、師弟不二の大…
広布史に 輝くロマンの 詩国あり 「学会創立の月」である11月は、四国の同志にとって、師との不滅の原点が刻まれた月だ。 それは、1981年(昭和56年)11月の四国指導。 「反転攻勢」と呼ばれる、池田先生の激励行は、師弟の絆を分断しようとする邪宗門(じ…
世界一なる心の長者よ 池田先生ご夫妻が、香川で花卉栽培を手掛ける辻村清一さん㊥宅へ。 温室を見学し、地域貢献に尽くす辻村さん一家の労をねぎらった(1972年6月19日) 創価学会に農・漁業等に従事する農村部(現・農漁光部)が誕生したのは、1973年(昭…
師子の如く先駆の道を 「先駆は常に嵐」 「先駆は常に激戦」 「先駆は常に労苦」 池田先生が九州の友に示した指針である。 「先駆」──その使命に燃え、九州の友は熾烈(しれつ)な障魔(しょうま)の嵐を勝ち越え、新たな広布の歴史を切り開いてきた。 池田…
勇気の一歩を踏み出せ わが青年部が「創立の月」を、 見事な行学練磨(ぎょうがくれんま)と人材拡大で勝ち飾(かざ)ってくれた。 一人一人の奮闘(ふんとう)に拍手を送り、讃(たた)えたい。 創立の志(こころざし)は「一人立つ精神」 だ。一人が勇気…
金は大火にも焼けず大水にも漂わず朽ちず・鉄は水火共に堪えず・賢人は金の如く愚人は鉄の如し・貴辺豈真金(きへんあにしんきん)に非ずや・法華経の金を持つ故か(生死一大事血脈抄、1337ページ) <通解> 金(こがね)には大火にも焼けず、大水にも流されず、…
分断を和楽へ 希望の鐘を鳴らせ 池田先生が祝福の和歌贈る 原田会長、永石婦人部長が各部代表、海外の友と出席 人間革命 勝利の光を リニューアルオープンした東京戸田記念講堂で開催 全国の会館に同時中継 「人間革命の歌」を合唱 さあ、学会創立90周年へ、…
栄光へ走れ!創価のメロスの君よ 学びに読書に負けじ魂の力走を 一、今、私の手元に一冊の本があります。 『創価教育学体系』との題名と、著者である牧口常三郎先生のお名前が美しい金の文字で記されております。 その金文字にも、師匠の本を立派に飾りたい…
連載「世界宗教の仏法を学ぶ」では、池田先生の指導や励ましを教学のテーマ別に掲載。併せて、それらに関する仏法用語や日蓮大聖人の御書などを紹介します。 最終回となる今回のテーマは「座談会」です。 「大白蓮華」の巻頭言から 「座談会」は、創価学会の…
我が身又三身即一の本覚の如来なり、かく信じ給いて南無妙法蓮華経と唱え給へ、ここさながら宝塔の住処なり (阿仏房御書、1304ページ) (通解) わが身がまた三身即一身の本覚の如来である。このように信じて南無妙法蓮華経と唱えていきなさい。 そう信…
末代の凡夫此の法門を聞かば唯我一人のみ成仏するに非ず父母も又即身成仏せん此れ第一の孝養なり(始聞仏乗義、984ページ) (通解) 末代の凡夫がこの法門を聞くならば、ただ自分一人だけが成仏するばかりでなく、父母もまた即身成仏するのである。 これが…
励ませば自他共に元気が 言葉には不思議な力がある。 「声を聞いて心を知る」(同469ページ)とある通る、真心から発した一言は、相手の生命に響(ひび)く。 励ましとは、声をかけることである。友が大変な時にこそ、 友情の手を差し伸べるのだ。 励ましとは…
希望と正義の哲学を広げよ 信仰を持つ青春は強い。 哲学なき時代といわれる今、 青年が生きる指標(しひょう)を求めること自体、大いなる挑戦といえる。 そうした中、最極(さいごく)の生命哲学を学び行(ぎょう)じ、弘(ひろ)めゆく学会活動が、いか…
時は来た。前進だ! 団結だ! 若き世界市民の連帯で地球を結べ 尊き使命の君に 貴女に 栄光あれ! 南アフリカの人権の巌窟王マンデラ氏を、青年たちと共に歓迎。 創価大学パン・アフリカン友好会の友の歌声に笑顔が輝く(1990年10月31日、信濃町の聖教新聞…
我五百塵点劫より大地の底にかくしをきたる真の弟子あり・此れにゆづるべしとて、上行菩薩等を涌出品に召し出させ給いて、法華経の本門の肝心たる妙法蓮華経の五字をゆづらせ給いて(新尼御前御返事、905ページ) (通解) 釈尊は「自分には五百塵点劫より…
若人の歌声が響くところ生命の躍動は広がる。 私も、学会歌のCDに耳を傾けない日は一日としてない。 先日の中国総会では、心凜々しき鳳雛たちが未来部歌「正義の走者」をスクラム組んで歌ってくれた。 歌詞に刻んだ『走れメロス』の物語は、「友と友の間の…
極楽百年の修行は穢土の一日の功徳に及ばず、正像二千年の弘通は末法の一時に劣るか (報恩抄、329ページ) (通解) 極楽浄土での百年の修行の功徳は、汚れたこの国土での一日の修行の功徳に及ばない。正法、像法2000年の弘通は、末法の一時の弘通に劣…
まことの・みちは世間の事法にて候、金光明経には「若し深く世法を識らば即ち是れ仏法なり」ととかれ (白米一俵御書、1597ページ) (通解) (成仏への)まことの道は、世間の事法にある。 金光明経には「もし深く世法を知るならば、世法はすなわち仏法…
地涌の後継を大銀河の如く! 強くあれ! 「最後の勝利」へ進め 妙法を弘める人の位こそ最も尊貴 一、小説『新・人間革命』の完結に当たり、応援してくださった全国、全世界の宝友に、心より感謝申し上げます。 執筆の開始は、25年前の8月6日、広島の「原…
創価の師弟は生死を超えた共戦の同志 不退の前進! 「いまだこりず候」と 一、ここ鶴見は、私が草創の神奈川の父母たちと広宣流布へ走り、「比類なき同志の団結」を築き広げてきた天地です。 1954年(昭和29年)の9月1日、私は鶴見支部での御書講義…
牧口先生、戸田先生の法難から75年 牧口先生「私の後に必ず青年が続く」 広布加速の原動力 衛星中継開始30年目 陰で支える全ての友に感謝 本部幹部会に参加した九州青年部・未来部が、学会歌「青年よ広布の山を登れ」を歌い上げる。“ 広宣流布の未来を担…
連載「世界宗教の仏法を学ぶ」では、池田先生の指導や励ましを教学のテーマ別に紹介。 併せて、それらに関する仏法用語や日蓮大聖人の御書などを紹介します。 第10回のテーマは「人材育成」です。 「各部代表者会議」でのスピーチ(2005年7月20日) 創価学…
今、社会では人間力が求められている。 仕事上の能力だけでなく、直面した難局に、いかに挑み、いかに価値を創造するかが、問われる。 だからこそ、辛抱強いことが大切なのだ。 歯を食いしばって、一歩また一歩、前へ踏み出すしかない。 不屈の負けじ魂で勝…
此の経をききうくる人は多し、まことに聞き受くる如くに大難来れども憶持不忘の人は希なるなり、受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり (四条金吾殿御返事、1136ページ) <通解> この法華経を聞き受ける人は多い。 しかし、実際に聞…
石に矢のたつ是れ又父のかたきと思いし至信(ししん)の故なり、何に況(いわん)や仏法においてをや(日女御前御返事、1245ページ) <通解> (中国の将軍・李広が放った)矢が石に立ったのも、父の敵であると心から信じたゆえである。 まして、仏法において…
地球社会に平和の連帯を 創価大学の第48回「創大祭」、創価女子短期大学の第34回「白鳥祭」を記念する「創価栄光の集い」が6日、創大池田記念講堂で開催された。 ここでは、池田先生が寄せたメッセージを紹介する。 一、わが創大生、わが短大生、わが…
第1回 創価大学・女子短大 1990年4月 入学式 (2018.4.17) 第2回 創価女子短期大学 1985年4月 入学式 (2018.5.23) 第3回 創価大学 2005年6月 中国・華中師範大学「名誉教授」称号授与式 (2018.6.30) 第4回 創価大学・女子短大 198…
地涌の後継を大銀河の如く! 強くあれ! 「最後の勝利」へ進め 妙法を弘める人の位こそ最も尊貴 一、小説『新・人間革命』の完結に当たり、応援してくださった全国、全世界の宝友に、心より感謝申し上げます。 執筆の開始は、25年前の8月6日、広島の「原…
躍進の鍵は「新しい人」に 男子部も、女子部も、学生部も、先輩が後輩を真心で応援する伝統の人材育成が麗(うるわ)しい。 日蓮大聖人は、若き南条時光に仰せになられた。 「仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃(かんばつ)にかわける ものに水をあた…