2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
大いなる理想に生きる――そこに青年の証しがある。 そして偉大なる人生とは“青年の心”で一生を生き抜くところにある。 若き挑戦の魂に行き詰まりはない。 全ては“行動”から始まる。 行動を開始すれば、知恵がわく。 「道」が見えてくる。 道があるから歩くの…
最高峰を目指して前進! ──「世界広布新時代 栄光の年」が晴れやかに幕を開けました。未来部のメンバーは、新たな決意に燃えています。 池田先生 みんな、あけましておめでとう! 「栄光の年」は、何よりも未来部の皆さん一人一人が、元気に栄え光っていく年…
【第1回】 心一つに世界広布へ (2018.1.6) 異体同心なれば万事を成じ同体異心なれば諸事叶う事なし (異体同心事、1463ページ) (通解) 異体同心であれば万事を成就し、同体異心であれば何事も叶うことはない。 同志への指針 この御聖訓を、年頭に当たり…
十一月十五日昼、山本伸一は四国の高松空港から、空路、再び大阪入りした。 その後、和歌山県、奈良県と回り、激闘は続いた。 二十二日には、大阪府豊中市の関西戸田記念講堂で行われた第三回関西総会に出席し、「嗚呼黎明は近づけり」の指揮を執った。 さら…
新たな「栄光」の一年を、全世界の宝友と晴れやかに出発することができた。 総本部はじめ創価の城は千客万来の賑わいであり、深き志に感謝は尽きない。 無事故の運営に全力で当たってくれた役員の友の献身も、何と気高いことか。 各地の新年勤行会では、青年…
この一年、聖教新聞を配達しておられる無冠の友をはじめ、広布の会場を提供くださっているご家族の皆さま。 創価班、牙城会、白蓮グループ、王城会、香城会、また会館守る会、一日会館長の創価宝城会の皆さま。新聞長、教宣部等の皆さま。 そして、生老病死…
女子部の新愛唱歌「緑のあの道」の完成が「聖教新聞」に報じられ、譜面と歌詞が掲載されたのは、十一月六日であった。 一、春の霞に 舞う桜 舞いゆく桜に 友も舞う 花輪の幸に 包まれて 包まれて 緑のあの道 歩まんや 二、光きびしき 夏なれど やがて紅葉の …
十一月十四日の夜、山本伸一は、二十数回にわたる推敲の末に、宣言するように、青年たちに語った。 「よし、これでいこう! 『紅の歌』の完成だ! 青年の魂の歌だ!」 一、ああ紅の 朝明けて 魁光りぬ 丈夫は ああ暁鐘を 打て 鳴らせ 驕れる波浪よ なにかせ…
山本伸一は、さらに、「紅の歌」の歌詞に思いをめぐらしていった。 「毀誉褒貶の 人降し……」 「毀誉」とは、「毀る」ことと「誉める」ことであり、「褒貶」とは、「褒める」ことと「貶す」ことである。 ──無節操に、信念もなく、状況次第で手のひらを返すよ…
日蓮大聖人の法門の御正意は、種脱相対の第三の法門にあると申し上げました。しかし、その御正意は世間では、いな当門流においてすら、なかなか理解されなかった。 『常忍抄(稟権抄)』に、「法華経と爾前と引き向えて勝劣・浅深を判ずるに当分・跨節の事に…
『三重秘伝抄』 は、日寛上人が 「開目抄」 を講義なされたとき、“文底秘沈” の句に至って、其の義甚だ深く、其の意は難解であると観じられた。故に、此の文を三段に分け、その義を十種の法門に開いて講義なされ、後継の弟子に仏法の奥義を教えられたのであ…
「六巻抄」の著者である「日寛上人」について、もう少し述べてみたいと思います。それは何といっても、ご臨終のお姿の素晴らしさである。 日寛上人は、享保十一年(1726年)正月、江戸の常在寺で信徒の要望に応えて 「観心本尊抄」 を講義した。講義満了の日…
「六巻抄」 とは、大石寺第二十六世日寛上人が著されたもので、三重秘伝抄第一、文底秘沈抄第二,依義判文抄第三、末法相応抄第四、当流行事抄第五、当家三衣抄第六の六巻からなるので、六巻抄という。 日寛上人は、日蓮大聖人滅後約四百年間に発生した邪義…
前に 「難信難解」 を世間の事象に寄せて述べてみましたが、もう少し、教理的に述べてみたいと思います。 日蓮大聖人は、「天台の難信難解に二あり、一には教門の難信難解、二には観門の難信難解なり」(御書239P) と仰せられています。 教門の難信難解とは…
法華経の宝塔品には、末法において御本尊を受持することの難しさを、六つの難しいことと九つの易しいことを、対比させて説明しています。 六つの難しいこととは、 (一)仏の滅後に悪世のなかで、法華経を説くこと。 (二)仏の滅後に法華経を書き、人に書か…
「栄光の年」へ「師弟共戦」の心で! 宿縁深き同志と「地涌の義」を証明 年の瀬になると、胸に染み入る御聖訓がある。門下の女性の真心を賞でられた一節である。 「三千大千世界に七日間、降る雨の数は、数え尽くせるかもしれない。十方世界にある大地の塵の…
設(たと)ひ・いかなる・わづらはしき事ありとも夢になして只(ただ)法華経の事のみさはぐらせ給うべし(兄弟抄、1088ページ) (通解) たとえ、どんな煩わしい苦難があっても、夢の中のこととして、ただ法華経のことだけを思っていきなさい。 同志への指…
此の法門を知識に値わせ給いて度度きかせ給うべし、日本国に知る人すくなき法門にて候ぞ(刑部左衛門尉女房御返事、1401ページ) (通解) この法華経の法門を善知識(善友)に会って度々聞かれるべきである。 日本国に知る人の実に少ない法門なのである。…
今此の所も此くの如し仏菩薩の住み給う功徳聚の砌なり、多くの月日を送り読誦し奉る所の法華経の功徳は虚空にも余りぬべし (四条金吾殿御返事、1194ページ) (通解) (法華経の行者のいる所に諸仏・菩薩らが雲集する)今この場所も同様である。 仏・菩…
妙の一字の智火以て此くの如し諸罪消ゆるのみならず衆罪かへりて功徳となる毒薬変じて甘露となる是なり (千日尼御前御返事、1316ページ) (通解) 妙の一字の智慧の火は、一切を焼き尽くす火のようなものである。あらゆる罪が消えるだけでなく、それら全…
「ありがとう」の一言には、不思議な力がある。 人生を豊かにし、心の絆を限りなく広げる。 平和や友好といっても、他者への「感謝の思い」を伝えることから始まるのだ。 感謝と報恩の決意が、自身を向上させる原動力となる。 自分を育んでくれた人々を断じ…
「ああ紅の 朝明けて……」 山本伸一は、「紅の歌」のテープを聴き、歌詞の意味を?み締めながら、心で青年たちに呼びかけた。 ――雲を破り、真っ赤な太陽が昇る。刻一刻、空は紅に染まり、新生の朝が訪れる。 「紅」とは、わが胸中に燃える元初の太陽だ! 時代…
山本伸一は、高知の勤行会が行われた、この十三日も、勤行会参加者をはじめ、各部の友や役員などを激励し、多くのメンバーと記念のカメラに納まった。 そして、その間にも、「紅の歌」の推敲を続けた。 歌詞を直すたびに、青年たちに伝えた。 作曲を担当する…
十三日午後、山本伸一は、四国研修道場の講堂で行われた、高知支部結成二十五周年記念勤行会に出席した。 三年前の高知訪問で伸一は、県内の全同志と会って励ます思いで、足摺岬に近い、高知研修道場にも滞在し、会う人ごとに、指導、激励を重ねた。 その同…
山本伸一は、青年たちと対話しながら、歌詞に筆を入れていった。 彼は、歌作りを通して、青年に学会の心を教え、創価後継の自覚を育もうとしていた。 「三番の『父母築きし 広宣の』は、『老いたる母の 築きたる』としよう。 こうした方が具体的なイメージが…
山本伸一は、青年たちを見ながら言った。 「君たちの希望なら、私も手伝います。手を入れてもいいかい?」 「はい!」という皆の声が返ってきた。 「では、一緒に、永遠に歌い続けられる最高の歌を作ろう」 そのまま歌詞の検討に入っていった。 「まず、冒頭…
山本伸一は、創価学会は民衆の歓喜のスクラムであり、学会活動の原動力は一人ひとりの歓喜であることを確認しておきたかった。 最後に彼は、「『信心とは随喜である』を合言葉に、共に喜びの大行進を開始していきましょう!」と呼びかけ、あいさつとした。 …