2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2008・11・21

★名字の言 ▼「祈りは叶うと、あらためて感じました」。ある婦人がそう語った ▼原材料、製法にこだわる評判の手作り豆腐店を長年、夫妻で営む。願いが二つあった。一つは豆腐が売れ残らないこと。午前3時から丹精して作る豆腐が残り、捨てる時は涙が出る思い…

きょうの聖教新聞  2008・11・20

★名字の言 ▼昭和35年、文豪・山本周五郎のもとに、読者から一通の便りが届く。「誰もがまことの幸福を得なければならないのに、今はただ己の生きることに鎬をけずらなければならない」 ▼昭和30年代といえば、日本が高度経済成長のスタートラインに立った…

小説「新・人間革命」  11月18日 新世紀1

「新世紀――。 それは、『平和の世紀』『人間の世紀』『勝利の世紀』『栄光の世紀』、そして『戦争なき世紀』『生命の世紀』だ」 山本伸一は、立ち上がって、朗読するように、この言葉を口述し、妻の峯子に書き取らせた。 一九七五年(昭和五十年)の五月三十…

随筆人間世紀の光 165 わが尊き同志に贈る歌 上 山本 伸一 2008年9月21日 聖教新聞

2008年9月21日 聖教新聞 随筆人間世紀の光 165 わが尊き同志に贈る歌 上 山本 伸一 雄々しき歌声で 新時代を勝ち開け! 創価の師弟の心を 愛唱歌に込めて いざや前進 恐れなく 仏勅の 広布の士気の 音律は 凛々しく賑やか 大行進かな さあ、前進、…

秋期彼岸勤行法要での名誉会長のスピーチ 中 2008年9月28日付 聖教新聞

2008年9月28日付 聖教新聞 秋期彼岸勤行法要での名誉会長のスピーチ 中 最後の最後まで立ち止まるな! 師弟の道が勝利の道 強盛に祈りが「不可能を可能に」 さあ勇気を出せ 「きょうの法要の会場は「師弟会館」と名づけられている。 師弟の精神が輝く…

秋期彼岸勤行法要での名誉会長のスピーチ 上 2008年9月26日付 聖教新聞

2008年9月26日付 聖教新聞 秋期彼岸勤行法要での名誉会長のスピーチ 上 ゲーテ 合言葉は「戦い」そして「勝利」だ 常楽我浄の生命の旅路を 御聖訓 題目の光は全宇宙を照らす 師匠と共に 同志と共に 渡リ切れ! 幸福の彼岸へ 一、きょうは、ありがとう…

2008年9月13日付 聖教新聞 トルストイ生誕180周年記念行事での池田SGI(創価学会インタナショナル)会長のメッセージ

2008年9月13日付 聖教新聞 トルストイ生誕180周年記念行事での 池田SGI(創価学会インタナショナル)会長のメッセージ 今こそ人間と文化の交流を! わが平和旅を支えたトルストイの叫び 「なすべきことをなせ、何があろうとも」 一、「人間精神…

きょうの聖教新聞  2008・11・19

★名字の言 ▼明年のNHK大河ドラマは「天地人」。主人公は越後の名将・直江兼続。上杉謙信の死後、主君・景勝を支えながら、「義」を貫いて乱世を駆けた生涯を描く ▼原作では冒頭、最強とうたわれた武田の騎馬隊が、長篠の合戦で敗れた理由について、青年の兼…

きょうの聖教新聞 2008・11・18

★名字の言 ▼日本と中国は「一衣帯水」の隣国。世界の平和のため、両国の友好は欠かせないと、池田名誉会長は民間外交で“金の橋”を築いてきた。今年は、「日中国交正常化提言」から40周年、「日中平和友好条約」の締結から30周年の佳節に当たる ▼「一衣帯…

きょうの聖教新聞  2008・11・17

★名字の言 ▼日本画家の平山郁夫画伯が絵筆を執らない日は、ほとんどないという。「大家」と称されてなお「日々、前進」を自らに課す“芸術家魂”。それを身をもって教えたのが師匠の前田青邨氏だった ▼平山画伯が高松塚古墳の壁画模写に携わった時、前田氏が総…

きょうの聖教新聞 2008・11・16

★名字の言 ▼今月23日は、明治の文学者、樋口一葉の命日。1896年、数え年で25歳。夭折であった。が、晩年の1年あまりの間、「大つごもり」「にごりえ」などを疾風のように発表。「奇跡の14ヶ月」と呼ばれる ▼樋口一葉記念館を訪れたことがある。東…

きょうの聖教新聞  2008・11・15

★名字の言 ▼人生を生きていう上で抱えなければならない苦労の総計というのは、大差はないのかもしれない。ただ、困難をどう受け止めるかは人によって違う ▼“人生は四苦八苦”と言われるように、苦しみのない人は一人もいない。仕事や病気、子育てなどさまざま…

きょうの聖教新聞  2008・11・14

★名字の言 ▼障害者雇用に積極的に取り組む草分け的な企業が、テレビで紹介されていた。全従業員74人のうち54人を知的障害者が占める。勤続50年を迎える婦人の笑顔が、とても印象的だった。誰もが仕事に誇りを持ち、輝いている ▼なぜ、こんなに仕事に熱…

きょうの聖教新聞  2008・11・13

★名字の言 ▼金沢城をはじめ、各地で歴史的な建造物の復元が盛んだ。観光の目玉、伝統技術の継承としての役割もあるようだ。人が創った“美と技”を残す意義は確かに大きい。一方で、復元した人々の精神が讃えられている例もある ▼1980年、世界遺産に登録さ…

きょうの聖教新聞  2008・11・12

★名字の言 ▼永久凍土に眠るマンモス復活の可能性もーSF小説のようなニュースが先ごろ報じられた。日本の研究機関が、不可能とされていたマンモスの凍結死体からクローン固体を作ることに成功した。その後も、ヒト細胞から層構造を持った大脳皮質組織が、世界…

人間革命の歌

君も立て 我も立つ 広布の天地に 一人立て 正義と勇気の 旗高く 旗高く 創価桜の 道ひらけ 君も征け 我も征く 吹雪に胸はり いざや征け 地よりか涌きたる 我なれば 我なれば この世で果たさん 使命あり 君も見よ 我も見る 遥かな虹の 晴れやかな 陽出ずる世…

きょうの聖教新聞  2008・11・9

★名字の言 ▼新春に、列島を行き交う40億枚のはがき。年賀状は国民一人当たりに換算すると、30枚にもなる。今年もお年玉付き年賀はがきの販売が始まった ▼書簡のマナーを記した室町時代の文献『書札作法抄』によると、新年を慶賀する言葉を書くように、と…

きょうの聖教新聞  2008・11・8

★名字の言 ▼物心がついた時には、削った菜箸が指揮棒代わり。レコードに合わせて指揮者のまねをしていたー。仙台フィルハーモニー管弦楽団の指揮者・山下一史氏から幼いころの話を聞いた ▼会社員の父と専業主婦の母。音楽一家ではなかったが、息子のほほ笑ま…

きょうの聖教新聞  2008・11・7

★名字の言 ▼ドイツの首都ベルリンにあるテンペルホーフ空港が先週、85年の歴史に幕を下ろした。第2次大戦後、ベルリンは東西両陣営によって分割統治された。1948年、ソ連は西ベルリンへの陸路を封鎖。西側諸国は食料などの大空輸作戦を展開したが、そ…

きょうの聖教新聞  2008・11・6

★名字の言 ▼東京・青梅市にある「吉川栄治記念館」の方から、こんな話を聞いた。大阪・枚方市の「ひらかたパーク」で、吉川氏の小説『新・平家物語』を題材とした菊人形展が開催されたことがある。それを、氏自身が見学した折のこと ▼菊人形のそばで、じっと…

きょうの聖教新聞  2008・11・4

★名字の言 ▼「やる気」が起きない、と言う人が増えている現代。では、「やる気」を出す方法はあるのか?-今、話題の脳学者・茂木健一郎氏が、ある番組で、その秘訣を語っていた ▼各界で成功を収めている達人、プロたちの言葉や振る舞いを通して思うことは、…

きょうの聖教新聞  2008・11・3

★名字の言 ▼古代ローマの公衆浴場には、素晴らしい美術品が数多く飾ってあった。あるとき、皇帝が、気に入った彫像を皇宮に移動させた。“どうせ庶民には、この傑作は理解できないだろう”-と ▼すると、どうだろう?入浴客の猛抗議が殺到。元の場所に戻さざる…

2008年 11月 大白蓮華 巻頭言

創価の魂は「勇猛精進」 創価学会名誉会長 池田 大作 この人生 溢れんばかりの 勇気 持ち 己が使命を 断固と果たせや 真の勇気にとっては なにごとも不可能ではないーこれは、若きアレクサンダー大王の大確信であった。 勝利の歴史は、勇気ある前進から生ま…

きょうの聖教新聞  2008・11・2

★名字の言 ▼勝負に必要なのはー「消耗しない体力」。本年、第66期将棋名人戦を制し、「永世名人」の称号を得た羽生喜治棋士が語っていた(「潮」10月号) ▼全神経を研ぎ澄まして、一手一手、駒を進める将棋の戦い。トップレベルの対局では、熾烈な攻防が…

きょうの聖教新聞  2008・11・1

★名字の言 ▼一雨ごとに秋が深まる。風は澄み、光は輝き、木々は色づく。四季の移ろいに触れ、さまざまな思い出もよみがえる。それが人の、人たるゆえんではなかろうか ▼江戸中期の文人・本居宣長は『真暦考』と題する書物において、季節と結びついた「心の記…

きょうの聖教新聞  2008・10・31

★名字の言 ▼カメは、前にしか進むことができない。ひざが前に曲がっているから後ろには進めないという。「ウサギとカメ」の話では、ウサギが昼寝をしたため、カメが競争に勝ってしまう。やはり、着実に歩みを進めた方が勝ちである ▼カメのように小さな一歩だ…

きょうの聖教新聞  2008・10・30

★名字の言 ▼詩人を、詩人が讃える。その時、自らと詩が生まれる ▼17世紀の詩人ミルトンを、19世紀の詩人ワーズワースが、こう讃えた。「ミルトンよ、汝この時、生きてあれかし 英国は今汝を要す、彼女は今 汚水の沼なり」。ミルトンの純粋な信仰心こそ、…

きょうの聖教新聞  2008.10・29

★名字の言 ▼「研究は、やり始めたらやり遂げることが大事」。ノーベル化学賞の受賞が決まった下村脩博士は、答えを得るまで徹して研究を続けた。その情熱に、思わず襟を正した ▼一つのことをやり続ける。トップ棋士の谷川浩司九段は、その大切さを先輩棋士か…

きょうの聖教新聞 2008・1028

★名字の言 ▼「気持ちがのっていなくては、いくら話し上手でも何にもならんさ。心がこもっていなくちゃあね、胸にグッとくるものがなくてはだめだ」(池内紀訳)。ゲーテが戯曲『ファウスト』第1部を発刊して、ちょうど200年になる ▼一人の人間の心を動か…

きょうの聖教新聞  2008・10・27

★名字の言 ▼「青年・勝利の年」の開幕へ、青年部が勢いよく前進している。前へ前へ。そこには停滞も迷いもない。使命の道をゆく青年の心が燃えている ▼「東には霞たなびくたえまより・かりがね」「西には紅葉常葉に交ればさながら錦をおり交え」(492ペー…